4泊5日の縦走ゴール直前で気がゆるみ、思わず転倒してしまった。

2004年
8月
性別 男性
年齢層 30歳代
登山形態 縦走

状況
4泊5日の南アルプス縦走の最終日、高山裏避難小屋から、三伏峠を経て登山口までのルート。林道が森の影から見え、縦走の最後が目前にせまり、うれしさから走って下降した、その時、いきなり岩にすべって、前のめりに転倒してしまった。

受身もとれず、思い切り顔を打った。最後の最後で顔を右に振ったらしく、耳たぶに切り傷を負ってしまった。トイレットペーパーで止血したが、1時間あまり出血は止まらなかった。今も傷跡は、残ってしまっている。

教訓・反省
気持ちが浮かれて全くの無防備だった。ぶつかる前に、顔を振ることができなければ失明してもおかしくはなかった。山では、最後まで気持ちを緩めてはいけないと身にしみて思った。