37.「会独自の先遣捜索隊」としての行動(05/18 00:52)


■先遣捜索隊出動
  1. 会代表から遭難対策本部長、リーダー部長(山行部長)、事務局長に出動準備を指令、遭難対策本部で出動体制を協議する。
  2. 「遭難対策本部長は、先遣捜索隊長・先遣捜索隊員(実動隊)、記録・対外情報・会計(渉外班)を決定し、実動班と渉外班に分ける」。また、先遣隊の活動内容・範囲を決定する。
  3. 遭難対策本部は、緊急連絡網で、運営委員(又は状況により全会員)に待機と出動準備を指示する。
  4. 遭難対策本部には、遭難者家族の同席を求める。
  5. 遭難対策本部長は先遣捜索隊隊長と協議し、翌朝までに現地に到着する事を原則として、先遣捜索隊の交通機関、集合場所、出発時間を決定し、先遣隊員に決定事項を連絡する。
  6. 先遣捜索隊長は、リーダー部長(山行部長)及び事務局長に指示し、「用意する先遣捜索隊の装備、食料を手配し、先遣隊員及び事故者の加入保険を確認させる。」
  7. 先遣捜索隊は、状況に応じ即行動か、翌朝朝一番から行動が出来るようにして、遭難対策本部を出発する。
  8. 先遣捜索隊は定期的に遭難対策本部長と連絡を取りあう。
  9. 先遣捜索隊長は現地連絡先を速やかに確保する。 
  10. 先遣捜索隊長は、現地の情報(警察、山小屋、他パーティーから「姿を見たかどうか」「最近の天候」「コースの状況」等の情報を集め、遭難対策本部長に伝える。先遣隊の行動時間は二次遭難を避けるため、日没前までとする。
  11. 先遣捜索隊長の報告による現地の情報を基に千葉県連盟及び現地警察に救助要請するかどうか、遭難対策本部で協議の上、会代表が決定し、会代表が遭難者家族にも伝え同意を得る。
<画像:>※「県連盟救助隊要請の場合」と「現地警察要請の場合」でも救助活動に必要な会としての人的派遣の必要は免れない。そのため上記の準備が必要。
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