千葉労山創立50周年記念講演 自然保護セミナー実施報告

千葉県連創立50周年記念事業「自然保護セミナー」が、開催されました。
参加者数140名の目標に対し、17会・クラブより148名・会員外6名の参加がありました。

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151204-031部「房総半島の地形景観とその成り立ち」
講師 八木 令子博士(千葉県中央博物館地学研究科)
房総半島の成り立ち、地形の特徴などについて解りやすい講演でした。
日頃、何気なく歩いている房総の山・谷などについて親しみを感じました。

151204-042部「千葉労山の自然保護運動の歴史」
講師 鵜沢 喜久雄氏(千葉県連元自然保護委員長)
千葉県連は1967年の創立以来、ふるさと房総の自然を守る運動に取り組んで来ました。鵜沢さんは先頭に立って活動をリードして来ました。
「追原ダム建設中止」を勝ち取った経緯を中心に報告しました。

3部「鬼泪山を守る運動」報告
講師 佐々木 勇二先生(鬼泪山を守る会)
鬼泪山は、地元にとってなぜ必要か、鬼泪山は地元の歴史であり生活を支えている事などを地元の立場での報告でした。東京オリンピックの施設建設で房総の良質な山砂は常に狙われています。監視を強化して鬼泪山を守ろうと呼びかけました。